遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
年末年始のお休みが9連休という方もいらっしゃるようですが、当病院は5連休。それでも例年より長めのお休みでした。当院の訪問看護も年始5日から普段通りはじまっています。
インフルエンザが猛威を振るっていますが、皆様、体調はいかがでしょうか?
今回は、インフルエンザについてお話したいと思います。
世間では、インフルエンザはすこし強い風邪ととらえている方も多いようです。これは間違いではないのですが、普通の風邪との大きな違いは、突然体調が悪くなること、高齢者や乳幼児、呼吸器や心臓に疾患を抱えている人、糖尿病や慢性腎臓病の人がインフルエンザにかかると重症化しやすいという特徴があります。
そこで、いかに予防するかということが重要となります。
予防接種をしても100%予防することはできません。もともとインフルエンザは、『せき』や『くしゃみ』などによって放出されたウイルスを、吸い込むことによって感染する『飛沫感染』なのですが、手洗いをすることで、かなり予防できるようです。外出から帰ってきたら、必ず手洗いをしましょう。
もしインフルエンザになったら、重症にならないように
1.安静にして、休養する
2.脱水予防のため、こまめに水分補給する
3.体を冷やさないように、適度な温度と湿度を保つ
4.食欲があればバランスのとれた消化のよい食事をとる
また、発症後1週間程度はウイルスを排出して他人へ移す可能性があります。他人にうつさないように気遣いをしましょう。
1.人が集まる場所は避けましょう。
2.人に会うときはマスクを着用しましょう
3.家族、特に幼小児、高齢者への感染防止に努めましょう
この冬が乗り切れたら、桜の花が咲く姫路城へ・・・・
冬きたりなば、春遠からじ