大塩の伝統文化に、鎌倉時代が起源とされている『毛獅子舞』があります。
毛獅子舞とは 一面が毛で覆われており、獅子の野性味を舞で表現しています。 昭和63年には姫路市、平成元年には兵庫県の重要無形民俗文化財にも指定され、 県内外にも広く知られている伝統行事です。
9月になると大塩では10月14日、15日の秋季例大祭に向けて準備が始まります。 当院では毎年、大塩天満宮秋季例大祭の後に、お祭りを見に行けない患者様のために、 当院の待合室と芝生のグランドで毛獅子舞を舞っていただけるのです。
今年は前日が台風だったため、当院5階多目的ホールで獅子舞が披露されました。 「寝~た、寝~た、獅子が寝~た。」、「セーセー」等のかけ声と笛や太鼓に合わせて毛獅子が豪 快に舞う姿は迫力もあり、患者様も職員も魅了されました。笛や太鼓、獅子舞は地元の青年団 により演じられており、厳しい練習を経て伝統文化が継承されているのだと感心しました。
2013年10月17日 | カテゴリー お知らせ