【認知症について院内研修会】
去る2月26日に当院教育委員会主催、認知症看護認定看護師による認知症についての研修会を行いました。
(当院には認知症看護認定看護師がいるのです!)
高齢化の進んでいる日本では、認知症は増加傾向にあります。
最近では、若年性認知症という言葉もよく耳にするようになり、全国で10万人以上いるとも言われています。
【研修目的】
1.認知症について正しい知識を習得し、正しい看護を行うことができるように学ぶ
2.老いを生きる人の変化や特徴を理解
3.認知症予防や地域連携、多種職連携に結び付けられるようにする
【認知の種類】
認知症といってもアルツハイマー型、血管性、レビー小体型など様々なものがあります。
そもそも認知症とは正常に発達していた知能が、器質的な脳の障害によって、広汎かつ継続的に低下した状態のことです。認知症の中には治るもの、進行を遅らせることができるものもあるため、早期発見・早期治療、認知症の原因疾患を鑑別することが大切で、看護側にとっても観察することが非常に大切となってきます。
家族で介護をする場合、認知症サポーターや見守り支援事業などの支援サービスを利用することで、本人や家族の負担を軽減することができます。
【学び】
今回の研修会に参加して・・・沢山のことを学びました。感想は↓
「今回の研修では、認知症についての知識、接し方、予防方法など様々なことを学べました。
認知症はうつと同じで誰もがかかる可能性があり、少しでも認知症にならないようにするために予防をすることが大切だということ。
日頃から脳に刺激を与え、活性化することがこれからの予防に繋がるのではないのかなと思いました。
また、物忘れには加齢によるものもありますが、家族や周囲に少しでもおかしいなと思うような症状があれば、早めに専門家へ相談することが大切だと思いました。」