作業療法室


作業療法 お花見

4月も下旬になり暖かくはなってきましたが、日によっては寒かったりと安定しなくて、衣替えがなかなか出来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな気候の中でも今年も満開に咲いてくれました

3月後半~4月前半にかけて各病棟ごとにお花見に出かけました。外に出て実際に桜を見て触れたり、車窓から桜並木や姫路城を眺めたりと桜を堪能しました。きれいな桜を毎年眺めるたびに「日本に生まれてよかった」と実感しますね。

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また、桜を眺めた後はお店でお買い物を楽しんだり、喫茶店などに行ってケーキ等を食べたりした病棟もあり、参加した患者様からは「楽しかった!」や「来て良かった!」などの意見がたくさん聞かれました!!お花見を通して、春の訪れを感じたり、気分転換になってくれれば嬉しいなーと思います!

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3月19日に作業療法で料理を作りました。

患者さんと話し合いながら作る料理を考え、今回はカレーを作ることに決定

患者さんとカレーレシピを考える中で、隠し味はどうしようという話しになり、チョコレートはちみつ、すりおろしリンゴコーヒーの粉など様々な意見が患者さんから出ました。その中で、今回は入れるとコクが出るといわれるコーヒーの粉を入れることに決めました。また、患者さんからの希望で具材にはトマトも入れたりもしました。

私もいままでコーヒーの粉やトマト等は入れたことがなかったので、どうなのだろうと半信半疑でしたが、完成したカレーを食べてみるとこれがまたとびきり美味しい

患者さんからも「めっちゃおいしいという声が聞かれ、大成功でした!

使用する材料や作り方等、患者さんから教わることが多いなーと改めて感じた1日でした。

秋真っ盛りの10月は、各病棟単位にリハビリテーションの一環として、日帰りのバス旅行が計画されました。各病棟、様々なところへ行きました。その中で今回は、グリコピアに行った時のことをご紹介したいと思います。

1112_01グリコピアでは、普段食べているお菓子の「ポッキー」や「プリッツ」のリアルな製造工程を見学して試食もできました。

ワイドなスクリーンで、映像によるチョコレート作り、カカオの実がチョコレートになるまでのプロセスを観たり、迫力ある3Dシアターでの映画鑑賞もありました。

私たちが普段何気なく食べているお菓子やチョコレートが作られていくのを観賞しながら、感心、感心の連続でした。

様々なマシーン使い、手をかけて製造されていく工程を見学していると、「もっと大切にしなきゃ!」と思えるようになりました。

ますますチョコポッキーのファンになっちゃいました!

1112_02 見学終了後は、ランチタイムです。今回の旅行のお弁当は、「スペシャルステーキ弁当」です!

お味もボリュームも大満足で、参加した人たちから皆「美味しい!」という言葉が聞こえてきたので、企画して「良かった」と感じました。

日頃、治療のため思うように外出ができない方々には、とても良い気分転換活動になったことでしょう!

バス旅行は外出機会となり、地域との接触のきっかけや自信にもつながれば、意義があったと思っています。

もっともっと力を入れてこれからも計画していきます!

作業療法室では、月に1度「生花」を行います。花屋さんが届けてくれる、
季節に合わせた花々や木々を使用しています。


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「生花」を楽しみに作業療法室に来られる方々は「今日生花やね!」
と活き活き笑顔です。この「生花」を行うことにより、季節を感じる
ことができ、花の色や香りなど自然の要素がほどよい刺激となってい
ます。
 
 
植物の侵襲性のなさも安心につながるのです。そして何よりも生命的
交渉感のある対象を扱うため、人と人が仲良くなれるのです。完成し
た生花は、病棟内で飾ってもらい、皆に観てもらうことができます。
「生けて楽しい!観ても楽しい!」女性に人気のプログラムです。
 
 


生きている花々や木々をはさみで切ってしまうのは複雑な気持ちもするのですが、心を込めて蘇らせることができれば、きっと花々も木々も残りの「生」を全うできるのではないかと思いながら・・・。

日差しがまぶしくなり、春の暖かさが感じられるようになってきました。
病棟で実施しているOTプログラムの中から絵手紙をご紹介いたします。
このプログラムは、毎月1回実施しています。
季節感のあるものを見本に絵を描き、一言添えて完成です。
1月は水仙、2月には鬼の面、3月はチューリップを描きました。
実物を観賞し、手に触れてみたり香りを楽しんだり、五感を刺激しながら体験できます。
作品は病棟に飾りますが、ご家族やご友人にお送りする方も多いようです。
作品の一部をご紹介します。春のにおいが伝わりましたか・・・。

チューリップ チューリップ

まだまだ寒~い日々なので、患者様には室内で様々な行事を楽しんでもらっています。
2月3日は節分の豆まきをしました。
赤鬼青鬼黄鬼が各病棟、各部署を回っていきます。
鬼たちに囲まれた患者様を、着物姿の医師が「鬼は外! 福は内!」と追い払います。
鬼たちを追い払うと、にっこりと笑顔が戻りました!
イケイケの医師は、「一緒に写真を撮って~!」と、たいへん着物姿が似合って大人気!
ノリノリの鬼役職員と患者様、一緒に鬼を追っ払ったので、今年も安全・安心です!

節分節分

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今年最後の行事、クリスマス会。12 月20 日に行いました。
イルミネーションで飾られたホールで、合奏や合唱、踊りを披露しました。
職員有志は、ギター演奏をしました。
衣装に身を包み、舞台に立った患者さんの表情は緊張していましたが
観客席から声援が送られると、

思わずこぼれる笑顔!笑顔!笑顔!
サンタクロースが出てきて、ささやかなプレゼントを患者さんに贈りました。
沢山の笑顔と共に今年最後の行事が幕を閉じました。
皆さん喜んでもらえてとても良かったです!
来年もこの笑顔と共に良い年でありますように!

.。*゚+.*.。 平成 25 年度 クリスマス会 プログラム ゚+..。*゚+

  • はじめのあいさつ
  • 音楽部 合奏「ジングルベル 他」
  • 踊り部 踊り「きよしのソーラン節」
  • 作業療法室 合唱「あわてんぼうのサンタクロース 他」
  • 有志 ギター演奏「THERE IS NONE LIKE YOU 他」
  • おわりのあいさつ

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空調で管理された室内での生活が続くと、体内時計が崩れてしまうことがあります。
概日リズム(サーカディアン・リズム)とは、約 24 時間 11 分周期で変動する生理現象で、
動物、植物、菌類、藻類などほとんどの生物に存在しています。
日、週、季節、年などの単位で経時的に変化する生物のリズムのことです。
厳密な意味では、概日リズムは内在的に形成されるものですが、光や温度、
食事など外界からの刺激によって修正されています。
このリズムのバランスを崩すと、不眠やうつ状態など、生体の機能が整わなくなってしまうのです。
作業療法のプログラムでは、日光浴を行っています。
院内のグランドに出てウォーキングしたり、草花を見たり、キャッチボールで身体を動かしたりして、
身体能力の維持・向上、ストレスの発散、気分転換を目的としています。
サーカディアンリズムを整えることにも役立っています。
健康的な身体作り、生活リズムの安定を目指す患者様に大人気のプログラムです!
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