猛暑も去り、朝夕は涼しさを感じるものの、日中はまだまだ「暑い」と思う日が続いていますが、着実に秋は近づいています。
利用者さん宅へ訪問に行く際は、毎回玄関ドアをノックし(チャイムの場合もあります)声をかけるのですが、その時の返事で、体調や気分を測り知ることができます。
続いて、室内へ入ることの了解を得て、部屋に行きます。その際、自分自身で常に心掛けている事は、自然な笑顔で接して会話をすることです。質問形式になったり、一方的な説明にならないよう、何でも話ができる雰囲気を作りに努めています。
利用者さんが気持ちよく話し、気がかりな事、今後の思いなどを言葉に出して相手に伝えることは、生活の質の向上に関係すると共に、気分転換やコミュニケーション技術の上達にも繋がっていくと思っています。
例えば、食事についての話題の場合は、1日に何食食べているのか、宅配食事は美味しいか、好きな料理は何か、最近気になっている料理はあるのか、自炊をする事はるのか、食材の購入に工夫があるのかなどを、会話の中身を広げながら楽しく話ができるように気を配り、その中で偏食がないか、野菜を摂っているかなどを知り、必要に応じて言葉がけをしています。