家族教室


9月15日(土)当院5階喫茶室におきまして、今年度第3回家族教室を開催しました。
今回の家族教室では、「心理療法」をテーマに片山臨床心理士よりお話頂きました。

今回、心理療法「患者様へのご家族の接し方について」SST(社会生活技能訓練)という療法を用いて、7名のご家族様と共に意見交換を行いました。

始めに、ウォーミングアップとして、「この1ヶ月の間でホッとした事・嬉しかった事と、自己紹介をして見ましょう」と片山心理士より、お題がなされ、やや気恥ずかしさから来る緊張感が漂う中、1人1人と発表するにつれ、拍手や笑みがこぼれ和やかな雰囲気と変化し、本題に入りました。

実際に、在宅で困っている出来事を参加者より発表があり、その内容を当院スタッフが実演する事で、よりリアリティーのある場面を再現し、ご家族様から様々な感情や意見が溢れました。



レクリエーションでは、「疲れ目に効く!目こりほぐし!」の方法を、当院作業療法士よりレクチャーを受け、参加者全員で身体を動かしました。


家族教室を終えて 参加者の感想

・皆さんの実体験をお聞きする事が出来てよかったです。
・他のご家族の苦労話も聞く事ができ、共感できる事もありました。
・いつも、色々と考えていただき感謝しています♪
・SSTの他の療法についても知りたいです。


次回の予定

次回 第4回家族教室開催日は、平成30年11月17日(土)13:30~15:30の予定となっています!
「統合失調症の治療について」統合失調症における薬の必要性や副作用、また、精神療法についてお話します。多くのご参加を、心よりお待ちしております。

7月21日、当院5階喫茶室におきまして、今年度第2回家族教室を開催しました。

今回の家族教室では、

  • バーチャルハルシネーション(統合失調症幻覚妄想疑似体験装置)の体験
  • 講義「統合失調症について」
  • レクリエーション「園芸療法」

の三本立てとなりました!

 

最初に実施したバーチャルハルシネーションの体験とは、今まで想像しか出来なかった幻覚症状(幻聴や幻視など)を製薬会社が作成した装置を使って、疑似体験できるものであり、今回、実際にご家族様に体験していただきました。

講義「統合失調症について」では、統合失調症についてより理解を深めていただけるよう、当院看護師より疾病についての説明を行いました。

レクリエーション「園芸療法」では、当院で取り組んでいる園芸について、実施目的や治療効果の説明を交えながら当院作業療法士により紹介させていただきました。

  

 

家族教室を終えて 参加者の感想

  • 統合失調症の幻覚妄想を疑似体験して、家族の苦しみを身近に体験できました。苦しんでいる家族をより理解したいと思いました。
  • 「統合失調症」についての講義は、とても勉強になりました。専門家に話を聞けて、有意義な時間となりました。
  • レクリエーションは息抜きになるのと同時に、とても興味深く聞くことができました。できることから取り組んでみたいと思いました♪

 

次回 第3回家族教室開催日は、平成30年9月15日(土)13:30~15:30の予定となっています。
当院の臨床心理士による、心理療法のご紹介をさせていただきます!
多くのご参加を、心よりお待ちしております。

6月16日、当院研修室におきまして、今年度第一回家族教室を開催しました。

今回の家族教室では、辻井輝行先生をお迎えし、
「人に頼める力~心のお金持ちを目指して」と題してご講義頂きました。

 

辻井先生のお話は、体験談を盛り込んであり「生きるのが楽になるには」というキーワードで話がすすめられ、

・生活力とは、人に頼める力!である。
・人は、自分の弱い所を隠したがるもの。言い換えると、自分の弱い部分を出せる力こそ強さである。

等、名言を含め、大変分かり易く、心に響く講演でした。

その為、質疑応答タイムでは絶え間なく、感想や質問が募りとても有意義な時間を、15名の参加者で共有する事ができました。また、ご友人の方による、歩き方ワンポイント講座もして頂き、活気溢れた会となりました。

 

講演会を終えて 参加者の感想

  • 今日の先生のお話を聞いて、自分がしてきた事は間違いじゃないと思えて、気持ちが楽になりました。
  • なかなか人にモノを頼むのは難しいですが、先生の話しを聞いてこれからは、遠慮せず頼んで行こうと思いました。
  • 来ようかすごく悩みましたが、先生の話しが聞けて本当に来てよかったです。
  • 今、考えると人にモノを頼んでないな!と振り返りになりました。
  • とても、いい時間を過ごさせていただきました。

 

次回 第2回家族教室開催日は、平成30年7月21日(土)13:30~15:30の予定となっています。
統合失調症幻覚妄想疑似体験装置を使って、症状の疑似体験して頂ける機会となっています。
多くのご参加を、心よりお待ちしております。

 

講師紹介
講師 辻井 輝行
プロフィール 姫路市双葉町在住 1950年生まれ
兵庫教育大学院修士課程修了
2011年 飾磨工業高校国語教師退職
国際ボランティアとして現在に至る
(近隣に住むベトナム国籍の小中学生を自宅に集め、日本語を教えたり、
その親に生活全般のアドバイスをしている。)

2017年12月16日(土)に第5回家族教室を開催しました。
今回は「社会資源について」をテーマにお話をしました。
内容は次の通りです。

①講義:社会資源について

②社会生活で利用出来る資源について ワークショップ
   1.お金について
   2.日常的な家の中の家事について
   3.親戚、近所との付き合い
   4.本人を支えてくれる人について

③介護ワンポイントアドバイス

④茶話会

皆さん将来の事を考えると、経済的な事、老後の事など不安がある様で、興味深く聴いておられ、活発な意見も出ていました。
ワンポイントアドバイスについては楽しいゲームも実施しました。
参加者の方にとって気分転換やリラックス出来る時間になって下さっていたら幸いです!
 

次回の家族教室開催日は、平成30年1月20日(土)の予定となっています。
テーマは「地域生活の支援体制について」です。
多くのご参加を心からお待ちしております。
kazokubana-
お電話でのお問い合わせは、福祉相談室「山本」までお願い致します。
受付時間:(平日) 10:00~16:00

 

2017年11月18日(土)に第4回家族教室を開催しました。
今回は「心理療法」をテーマにお話をしました。内容は次の通りです。

①講義:心理療法「患者様へのご家族の接し方について」

SST(社会生活技能訓練)という療法を用いて、参加しているご家族様と意見交換を交えながら患者様への接し方についての話し合いを行いました。
ご家族様のいろいろな意見や思いを聞かせて頂き、私たちスタッフも有意義な時間を過ごすことができました。

②レクリエーション

好評をいただいている(?)作業療法士によるレクリエーションです。内容は「リラクゼーション」の行い方についてお話ししました。

③最後にお茶とお菓子でゆっくりしていただきながら、次回のご案内をさせていただきました

 

次回の家族教室開催日は、12月16日(土)の予定となっています。テーマは「社会資源について」です。
多くのご参加を心からお待ちしております。

kazokubana-

お電話でのお問い合わせは、福祉相談室「山本」までお願い致します。
受付時間:(平日) 10:00~16:00

2017年9月16日(土)、第3回家族教室が行われました。
テーマは「統合失調症の治療について~お薬の役割・作業療法~」でした。
今回の内容をご紹介させていただきます。

 

①「お薬の内容」についての講義
主な治療法である薬物療法についての説明を行いました。患者さん、ご家族にとっても身近な内容であり、ご家族同士でも悩みを話し合える場となりました。

②「作業療法」についての講義
作業療法とは何かというお話や目的や効果についての説明を行いました。また、当院で実施している内容の紹介もさせていただきました。

③介護ワンポイントアドバイス
介護場面で使える豆知識をご紹介しています。実際にご家族の方にも体験していただき、笑顔の多い時間となりました。

④茶話会
お茶とお菓子でゆっくりしていただきながら、次回の案内をさせていただいています。

 

ご興味のある方はお気軽に、当院職員に声をおかけください。

また、今回は開催日に台風が近づいていたのにもかかわらず参加された家族様、ありがとうございました

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6月17日、今年度第一回家族教室を開催しました。
 
今回の家族教室では、村山 實先生をお迎えし「こころ」と題してお話をして頂きました。
15名のご家族様にご参加頂き、アンケートにお答えいただいた「こころに残ったこと」の内容と講演会の様子、村山先生が書かれたお言葉の色紙を一部ご紹介させていただきます。

 

 

 


 
講演会を終えてのご家族様の感想

・よいお話が聴けました。「優しい人がいると、人は育っていく」という言葉が心に残りました。

・「人は心を探して旅をする」非常に共感しました。

・最初から話が楽しく聞け、心に響きました。家に帰って何か変わればと思います。少しでも良い方向に行けるようになりたいと思います。

・「身体は衰えても心は育つ」「道を求める」これらを村山先生ご本人が心がけてこられたであろうことが伝わりました。私個人も見習いたい。

・先生の生い立ち、朝鮮民話「ねぎの話」を聞き、私も読みたいと思った。


 

【追記】
担当看護師が村山先生をお送りする車の中で、精神障害の患者さんは「こころがきれい」「やさしすぎる面や逃げることが苦手」な方が多いのではないかというお話も伺え、心を病む人との接し方の具体的なお話を、もっと聞く機会があればと思いました。

 

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6月17日(土)午後2時より、当院5階ホールにて家族教室を開催いたします。
第1回目の内容は、外部より専門の講師を招き、「こころのケアについて」をテーマに講演をして頂きます。

村山先生は御高齢(91歳)でおられますが非常にパワフルな方です。
人生経験が豊富であることはもちろん、精神や心理に関して様々な場所で活躍されて来られました。
きっと皆様の期待に応えられる講演になると思います。
ふるって御参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
 
講演タイトル 「こころ」  <講師 村山 實>

日時:平成29年6月17日(土) 14:00~15:00
場所:播磨大塩病院 研修室

<講師略歴>
昭和20年3月 小野工業学校金属工業科卒業
昭和27年3月 立命館大学法学部卒業
昭和35年9月 中央大学法学部卒業(通信)
昭和62年3月 日本少林寺武道専門学校研究科卒業
昭和27年4月 賢明女子学院 教諭
昭和63年3月 賢明女子学院退職
平成元年4月 生野学園高等学校 校長
平成11年3月 生野学園高等学校退職

昭和55年5月 兵庫県カウンセリング協会 認定カウンセラー
平成 2年3月 全日本カウンセリング協議会 カウンセラー
平成 4年3月 臨床心理士資格取得

 
 

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