お知らせ


朝晩冷え込んできたと思っていたら11月に突入です。お正月も目の前ですね!
11月は、霜月と呼ばれ、霜が降りる頃であることから「霜月」と呼ばれるようになったというのが一般的な説のようです。季節は初冬に入ります。立冬から大雪の前日までを指して表現している季節言葉です。11月7日(金)が立冬に当たり、初冬が始まります。

11月霜月には、文化の日(3日)と勤労感謝の日(23日)があります。

ごちそうさま11月厳しい寒さでもなく、山々は紅葉で賑わい、祝祭日も多い月ですから誰もが好きな季節ですね!

本日の献立は、
「牛肉コロッケのゆでキャベツ、ブロッコリー付」
「マカロニサラダ」「コンソメスープ」「みかん」です。

主菜について
非常食の五目ご飯でした。精神面の治療は、入院治療が中心で、薬の濃度が高いため、副作用のマネジメントも含め、入院期間が長めになります。その間に災害がない補償はありません。職員だけでなく、患者様参加型の防災訓練をする必要も考えなくては、いざという時、自分で命を護れないのですね!

昔の地域では、炊き出しも防災訓練として実施していたようですが、最近は非常食に変わりました。
当院も地域の方々と共に防災訓練ができる日が早く来ることを願い・・・!

非常食について
今回の非常食は、五目ご飯でした。お水を加えて15分待てばふくらみ、温かくなります。最初口にしたときは、保存食インスタント類によくある、独特の密封された匂いをあまり感じなかったので、随分非常食も進化したものだというのが感想でしたが、半分ほど食した頃から飽きてきて、満腹ではないけど「もういらない!」状態になりました。被災した方々のご苦労が身に染み、心が痛みます。

牛肉コロッケについて
美味しかったです!牛肉の香りが消えていなくて、ポテトが少なめで、高級感がありました。

マカロニサラダについて
普通に美味しくいただけました。家庭料理のようで、キュウリの歯ごたえもあり、残さず食べました。

コンソメスープについて
これは絶品でした。このスープがあったから非常食もなんとか残さず食べられました。あんかけのような粘りのあるスープは、誤嚥防止にも効果的ですので、早食いの僕にもむせ込むことなくスムースに食べることができました。ちりばめた溶き卵の間に椎茸がその味と香りをのぞかせ、時々歯ごたえのある食感が快感で、食後にこの歯ごたえの正体を栄養士に尋ねると、“セロリ”ということでした。栄養価もバランスも最高でしたね!

10月・・・“祭り”です!!
台風の心配もありましたが、お祭りの日には通り過ぎ、大塩天満宮秋季例大祭も無事開催されました。

2大塩には毛獅子が8頭おり、それぞれが独特で特徴のある舞い方をします。丁によっては、一連の物語があり、西之丁は、『晴れ晴れとした実り豊かな広場に躍り出た獅子は、限りなき天地の神の恩恵に歓喜して舞う。』東之丁は、『神の恩恵に歓喜した獅子は、再び元気を取り戻し、天を仰いで舞い納める。』といった、物語に沿った舞い方をします。

310月16日(木)当院では、今年も青年団による「毛獅子舞」が披露され、5階の多目的ホールでは東之丁の毛獅子、当院玄関の受付カウンター前では西之丁の毛獅子が「毛獅子」を舞いました。リズム良く刻まれ、身体の奥に響く太鼓と軽妙な笛の音に合わせて舞う迫力ある毛獅子。息の合った横回転を見せると拍手が起こり、見学に集った人々は皆見取れていたと思います。

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大塩の秋の風物詩 感じいただけましたでしょうか?♪!

貴重な疑似体験の感動をお伝えします!

訪問看護とは少し離れますが、酸素飽和度について貴重な体験をしたことをお話します。酸素飽和度とは、血液中の酸素の量を表しています。
健康な人で、98~100%の値を示すのですが、呼吸器や循環器の病気を患っているとその数値が低くなります。90%より低くなると、酸素を補助的に吸入しなければ〝しんどい状態〟になってしまいます。
では、90%を切る状態とは、どのようにしんどいのでしょうか?これは、病気になった人しかわからないのが事実です。看護師は客観的に、器械・器具などを使って酸素飽和度を観察し、数値が低ければ「患者さんは苦しいだろうな」と想像しながら酸素を補給します。

先日お休みをいただいて、中国の九寨溝・黄龍を訪ねました。良い機会なので酸素飽和度をはかる器械を持参していきました。というのも、九寨溝・黄龍は標高が高く、一番高いところで4000m近くあり、高山病になる危険もあるとわかっていたため、何か看護上良い体験ができるのではと考えたからです。

九寨溝・黄龍につく前に途中、茶葉古道や城壁で有名な『松藩』という街にバスから降りて立ち寄ることになりました。バスを降りた途端、私は何とも言えない胸部の圧迫感を感じ、『息が吸い込めない』と実感しました。皆に遅れないように、息を一生懸命吐きながらゆっくりと歩きました。
皆が写真を撮っている間に、そっと器械を指に付けてみると、なんと酸素飽和度87%・・・「これだ!」と実感しました。バスに戻り、ガイドより標高が3000m近いかったことを聞き、納得しました。

黄龍は入り口が標高3200mを越え、そこからロープウェイで上り、更に1時間余り山を登ります。富士山頂でハイキングしている状態です。ゆっくりと1歩1歩足を進め、息を吐くことに集中しました。
立ち止まり休憩をすると動悸を激しく感じたので、酸素飽和度をはかると78%まで下がっていました。不思議と立ち止まるより、少しずつでも動いているほうが楽なことに気づきました。

病気の場合は、取り込んだ酸素がうまく活用できない、あるいはうまく取り込むことができないのですが、高山の場合は取り込む空気の酸素が薄い状態で、酸素飽和度の意味することが違います。
しかし、95%を切ると後頭部が重苦しく感じる、90%前後になると、意識して呼吸するとすこし数値が回復してくる、85%ぐらいになると自分の動悸を実感してくる、80%前後になると少々深呼吸したぐらいじゃ数値が上がってこないことが分かりました。また、78%ぐらいのとき、酸素を吸うと動悸がなくなり、後頭部も軽くなってくるというのを実感しました。

私にとって、今回の旅行は、酸素飽和度を実感することができ、非常に有意義な旅となりました。もちろん景色は素晴らしく、異文化交流も楽しかったですよ。

 

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秋真っ直中、今月のごちそうさまのテーマは「里の秋」

こよみ以外で秋を感じるもの・・・「朝晩の冷え込み」「街路樹の紅葉や変化」「吹く風のにおい」「コスモスの花畑」「赤とんぼ」「彼岸花」「虫の声」「店先の果物」「食材や野菜」いろいろあると思いますが、「里の秋」を感じることができました!

入院している部屋の中は年中空調がきいていて快適かもしれませんが、季節感がなく思いが平坦になりがちです。少しでも季節感と共に元気が出るようにという給食の皆さんの思いで、「必ず季節の食材を工夫して出してもらえる」ところが当院の給食の素晴らしさです。「里の秋」を感じると、心がやさしくなりますね!
 

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「栗ご飯」です。子供の頃の母の手作りの味を思い出させる栗ご飯、食は季節を感じさせるのですね!

本日の献立は、「栗ご飯」「だし巻き卵とほうれん草のごま和え」「味噌マヨネーズサラダ」「オレンジ」です。

主菜について

薄味ながらとても美味しいだし巻き卵でした。ごまたっぷりのほうれん草もカラダに良さそうですね!

「栗」は、歴史が古く、歌にも詠まれる風情ある食材だったのです。

すでに縄文時代には栽培されていたようです。「古事記」に栗が登場していて、「日本書紀」では、栗の栽培が全国に奨励されたという記載があります。「万葉集」でもよく詠われ、古くから親しまれています。

栗にはこんな効能・効果があるのです。

gotisousama01栗の栄養価は非常に高く、タンパク質、脂質に富み、豊富なでんぷん質(糖質)を含む。ビタミンC、ビタミンB1にも富み、糖質をエネルギー化し気力と体力をつける働きがある。カリウムも含み、塩分を体外に排出する。また、消化吸収もよい。渋皮には、タンニンが多く含まれている。タンニンは渋みのもとで、緑茶やコーヒーにも含まれており、おいしさを引き立てる成分。抗菌作用がある。

栗は縁起物だったのです。

gotisousama03戦国時代に、兵糧として用いられた。鬼皮(外の皮)と渋皮をむいたものを「かち栗」といい、かち=勝ちに通じる縁起物とされていた。現在でも、お正月のおせち料理に利用します。

夕暮れが約1時間早まりました。今夏は、連年より早い台風の到来で、大変蒸し暑い思いをしました。
冬の到来に向けて体力回復しなければ・・・・・

今年のお月見は、連年より早く、9月8日の月曜日だそうですよ。

お月見は、「月を観賞して楽しむ習慣」と、「神様への豊作祈願や収穫感謝の儀式」という意義があるそうです。

収穫感謝の儀式であり、その年収穫した野菜などをお供えし、
旧暦8月15日(新暦9/7頃〜10/7頃の間)の十五夜には、その時期に収穫できる里芋を供えることから「芋名月」、
旧暦9月13日(新暦10/5頃〜11/4頃の間)の十三夜には豆や栗を供えることから「豆名月」「栗名月」
と言うそうです。

ススキを飾るのは、稲穂にみたてたもので、地域によっては本物の稲穂を飾るところもあります。
萩を飾るのは、神様がお供えをいただくための「箸」の意味があるようです。

ススキや萩には邪気を祓う力があるとされ、ススキや萩のほかにも「秋の七草」などの季節の草花も飾られるようです。

月の観賞は、夜空に浮かぶ月を直接見るのではなく、水面に映ったを眺め
里芋などに萩の箸で穴をあけてその穴からを覗き見て楽しんだそうです。なんと風流な!

0829_01今月ご紹介する献立は、「エビフライ」、「エッグサラダ」「コンソメスープ」「御飯」です。
しっかり歯ごたえと味のあるエビでした。コンソメスープは白菜の爽やかなうす~いスープで、エッグサラダがとてもやさしくて美味しかったですよ!

皆さん、お変わりありませんか?
気象庁の長期予報では、今年の夏は冷夏ということでしたが、梅雨が明けると猛暑です。
肌を刺すような日差し、毛穴を塞ぐかのような湿気、「気象庁の嘘つき!」と思わず心で叫んでしまいました。

院内の待合のTVに目をやると、『高温注意情報』というものが放映されていて、テレビ画面で小さく持続的に〝熱中症予防〟を呼びかけていました。

私も78歳になる高齢の母と暮らしていますが、母はエアコンの冷風が苦手で、殆どエアコンは使用しません。
私が仕事に行っている間、大丈夫なのかなと思いつつ帰宅すると「お帰り」の声でホッとします。

熱中症の予防には、こまめな水分補給が重要です。
今スーパーマーケットに行くと、『熱中症予防』を目的とした〝ソフトドリンク〟や〝キャンディ〟が目につくところにあります。それらをうまく利用して、この夏を乗り切りましょう!

日本人の塩分摂取量はかなり多いので、お茶やお水でも充分に熱中症予防になるそうですよ。

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暑い夏を横目で見ながら、エアコンの効いた病院では、8月から電子カルテの導入が予定されていましたが、いろいろあって9月が本稼働に延期されたので少しホッとしているところです。
外来・訪問看護部門でも電子カルテに切り替わるので慣れるまで使いこなせるか大変です。

電子カルテが導入されても、外来患者様への影響はなんら変わることはありませんが、次回の診察日の予約をしていただくようにお願いしていますので、ご協力をお願い申し上げます。

夏真っ盛り!
活動的な夏ですが、反面、食欲が減退し、眠りが浅くなり、何となくけだるい日常です。それは、暑さに耐えるために多くのエネルギーが消費されているからなのです。そんなときこそ沢山美味しいものを食べて体力をつけなければなりません。

食欲のない時は、喉ごし、口当たりの良いメニューが登場です。特に麺類などが好まれますが、食材の品目が少なく栄養が偏りがちですね。
当院の給食では、管理栄養士が「冷やし中華」を献立しました。冷やしそばやうどんに比べて、食材が豊富です。見た目もとりどりで綺麗ですね。
でも冷やし中華は人により好き嫌いが多いのでは・・・・・・何となく「プン」とくる独特の臭いが苦手な人は多いと思います。

本日の献立は、冷やし中華(横の小鉢はマスタード)、カボチャサラダ(ベーコン、オニオン入り)、オレンジ、好みで御飯有りです。

食材も豊富で少し甘めの冷やし中華とベーコンとオニオンがカボチャの中に舌うつ食感で見え隠れするサラダ、フィナーレはお口の中を掃除してくれるようなオレンジでした。

だし汁も手作りなので、独特の「プン」とくる臭いもなく、爽やかでした!

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7月といえば七夕! 七夕といえばナス!?

今月のごちそうさまは、麻婆茄子玉子豆腐、デザートにバナナです。

この季節の旬の夏野菜といえば、茄子です!地域によっては『なすび』とも呼ばれます。
焼く、煮る、揚げる、炒めるといった使い勝手の良い野菜ですね!
皮に含まれるポリフェノール動脈硬化の予防活性化酸素の抑制に効果があるといわれています。
夏野菜全般に言えることですが、身体を冷やしてくれる作用があり、特に茄子はこの効果が高いです。

麻婆茄子は四川料理の一種で、日本でアレンジした料理です。辛いイメージがありましたが、
当院の麻婆茄子は辛くありません。辛さが少し物足らない人もいるかなと思いましたが、
旬の野菜を使っているだけあっておいしい。

副食の玉子豆腐には大葉が乗っており、サッパリとした味にアクセントをつけてくれます。
暑い季節に豆腐はサッパリとしてGood!
暑くなってきたこの時期、食欲も低下しがちですが、これならぺろりといけますね。

夏野菜を食べて暑さを和らげよう! 今月のごちそうさまでした。
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ひとこと雑学
七夕とナスに何か関連があるのか調べてみると、意外な関連がでてきました!
ナスと言えば、お盆に作るナスやキュウリの牛や馬の人形が思い浮かぶと思いますが、
旧暦では七夕(7月7日)とお盆(旧暦7月15日前後)は関連のある年中行事だったそうです。
その後、お盆は新暦月遅れで8月15日前後に行われるようになりました。
なので、七夕の日にナスをお供えする風習があったそうです。


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